このサイトについて

このサイトでは、未経験から、デザイナーやWebプログラマーといったクリエイティブ職への転職を考えている人に向けて、情報を発信しています。

デザイナーやプログラマーになるには、美大や情報系の大学を卒業しなければならないと考えている人が結構います。もちろん、それが近道なのは間違いないのですが、営業や事務といったまったく関係のない業種からは、転職できないというわけではありません。実際、そういった別の業界から転職してきた人が、力を発揮しているのを見たこともあります。

ただ、本屋さんにいって転職関係の本をながめると、いわゆる事務や営業といった一般的な職種についての転職本はあるのですが、クリエイティブ系について書かれた本となると、わたしは見たことはありません。もちろん、すべての書籍をチェックしている訳ではないので、おそらくそういった書籍もあるとは思いますが、数は少ないんじゃないかなと思っています。

そこで、『そんな書籍がないなら、自分で作ってしまおう!』と思って作ったのが、このサイトです。

管理人について

次に、管理人の経歴について、簡単に紹介します。

一般会社員時代(20代前半~20代後半)

大学卒業後、初めて働いた会社は、海外から物を輸入したり、逆に日本の物を輸出するというような仕事をしていました。といっても、商社のような大きな会社ではなく、ごくごく小さな中小企業です。

この会社では、ちょっとしたチラシも作っていましたが、いわゆる制作会社ではなかったので、WordやExcelを使って、それっぽいものを作っていました。一応、IllustratorやPhotoshopの存在は知っていましたが、仕事でも趣味でも、まったく使っていませんでした。

ただ、自分の趣味として、HTML、CSSを使ってサイトを作っていました。当時は、エディタの存在なんて全く知らなかったので、タグ辞典を片手にメモ帳を使って作っていたのを覚えています。あと、サーバもレンタルサーバなどではなく、プロバイダの提供している無料サーバスペースを使ったものでした。
なので、PHPやMySQLなどシステム関係の機能はまったくなく、すべて手書きで書いた、いわゆる静的サイトを作っていた訳です。今思うと、よくやってたなーという感じですが、ひたすら手を動かして作業することで、HTMLやCSSを何も見ずに打てるようになったんじゃないかなとも思います。

この時点でのスキル

  • メモ帳を使ったHTML、CSSの作成
  • FTPを使ったデータの更新

SNSサイト運営(20代後半)

最初の会社の業務は楽しかったのですが、とあることをキッカケに上司とうまくいかなくなり、結局、辞めることになってしまいました。当時は一人暮らしで貯金もなかったので、とにかく生きるために働かなければなりませんでした。
転職サイトで色々と求人を探していたのですが、たまたまクリエイティブ系の仕事で、未経験でも応募可能な求人を見つけて応募し、うまく就職することができました。

そこの会社では、サイトの運営業務に携わり、主にSEO部分を担当していました。とはいっても、当時はまだまだブラックハット全盛時代。Googleを騙す感じのSEOが基本で、今だったら即インデックス削除!のようなこともしていました。他にも、掲示板の荒しのようなこともしてしまい、今更ながらとても申し訳なく思っています。

あと、趣味ではなく仕事としてサイト制作に携わることで、非常に多くのことを学ぶことができました。例えば、他のサイトのソースを研究して自社サイトに足りない要素を追加したり、スピードを意識した作業をしたり。そして、何よりも、PhotoshopやDreamweaverといった専用ソフトに触れられたのが非常に大きかったです。

また、このサイトでは、外注のスタッフともやりとりがあり、指示の出し方や予算感なども学ぶことができました。

ここで得たスキル

  • SEO
  • サイトの運営方法
  • 制作系ソフトの使い方
  • 外部のスタッフとのやりとり
  • 顧客対応

制作会社時代(20代後半~30代後半)

さて、このSNS会員サイトですが、結局はうまく運用できず、閉鎖となってしまいました。そして、わたしも会社から解雇されることになりました。ということで、また転職活動を行うことになったのですが、この会社で得たスキルを活かそうと思い、クリエイティブ系の就活も挑戦してみました。なので、一般的な転職サイトの他に、クリエイティブ系の転職サイトも初めて使ってみたわけです。
とはいっても、クリエイティブ系の転職での注意点を誰かに教わることもなかったので、ポートフォリオなども適当に作った状態でした。今なら、もっとうまく就活できた気もしますが、ありがたいことに制作会社で採用してもらえることになりました。

次に働いた制作会社は、Webだけでなく、DTPも行っている会社で、わたしはWebディレクターとして働いていました。ですので、自分が制作するというより、いろいろ指示を出したり、営業さんと打ち合わせに同行したりすることが多かったです。ただ、自分がデザイナーとして働いた経験がなかったので、デザイナーへの指示がうまくできなくて、チョット関係がギクシャクした時期もあった気がします。

と、そんなこんなで、今に至っています。

さて、最初にふれたように、クリエイティブ系の仕事に就くには、美大や情報系の大学で学ぶのが近道ですが、自分のように事務系の人間でも、制作会社に就職することはできます。そして、このサイトでは、そういったクリエイティブ系の求人で求められるスキルや、採用されやすいポートフォリオの作り方など紹介していくので、ぜひ、参考にしてください。