求人の見つけ方

他の職種と同様に、クリエイティブ系の求人も、いくつかの探し方があります。就業場所やスキルによって探し方も異なるので、参考にしてください。
クリエイティブ業種専門の求人サイト
クリエイティブ系の就活で一番使われるのは、専門の求人サイトだと思います。こういった専用サイトでは、デザイナーやプログラマーなどの求人がメインとなっています。また、専用就活サイトは、いくつかあるのですが、特に利用者が多いのが、Greenというサイトだと思います。
実際にサイトに訪問するとわかりますが、募集企業も多く、応募職種が細かく分けられており、非常に使いやすいサイトになっています。また、有名な企業や上場企業も多いので、就活の幅が拡がります。
ただ、募集企業の大半が首都圏や関西圏、福岡近辺といった都市部に集中しているので、地元での就業を考えている人にとっては、あまり参考にならないかもしれません。
エージェントを使った転職
専用のサイトに登録し、専任の担当者から色々な求人を紹介してもらったり、書類のアドバイスなどを行ってくれる、転職サービスがあります。求人の中には未公開のものもあり、他の転職よりも高給が望めるかもしれません。ただ、こういったエージェントの転職は、主に経験者に対してのもので、未経験の方が登録しても、あまり効果がないと感じます。
とはいえ、いずれこういったサービスで転職をすることがあるかもしれないので、覚えておいて損はないと思います。
自社サイトでの求人情報
今や、どんな会社でも自社サイトを持っているのが当たり前ですが、制作会社では自社サイトで採用情報を公開している会社が多くあります。
求人サイトでも同時に募集している場合もありますが、求人サイトでの募集は、ある程度急ぎで人手が欲しい。一方、自社サイトでの求人は、『いい人がいれば採用したい』というニュアンスが多い気がします。
また、ここでいう『いい人』というのも厳密に条件があるわけではなく、『スキルがそれほどではなくても、将来性がある人』という場合もあります。ですので、自社サイトで応募している条件を満たせないからあきらめてしまうのは、もったいないと思います。
ハローワーク
ハローワークでも、クリエイティブ系の求人が掲載される場合があります。ただ、専門の求人サイトに比べると、やはり掲載数は少ないですし、給与などの条件も低めのものが多い印象です。また、ハローワークの場合は、それ以外の業種の求人が多いので、探しにくいという欠点もあります。
とはいえ、地方の場合はハローワークでの就活が基本になるので、地方在住の方は根気強く探す必要があります。
ヘッドハンティング、リファラル求人
未経験からの転職だと、こういった転職は使わないと思いますが、エージェントと同様に、どんなものか確認しておきます。
いわゆる名前の知られたクリエイターになれば、ヘッドハンティング会社、もしくは制作会社そのものから声がかかる場合があります。ここでいう「名前が知られる」というのは、例えば有名なサイトのデザインを担当したり、自分で書いているブログが有名になることを指します。
また、リファラル求人というのは、知り合いの紹介での転職を指します。一般的な転職では、なかなか人柄まではわかりませんが、こういった転職の場合、スキルや向き不向きに関してミスマッチが少なくなります。
オススメの探し方
どの職種にもいえることですが、クリエイティブ系の業種でも、経験者が優先されます。なので、アルバイトでも構わないので、まずは現場に飛び込んでみることをオススメします。そして、何年か後に、しっかりと転職を行うのも充分ありです。クリエイティブ系の業種では、数回の転職はふつうなので、回数をあまり気にしなくても構いません。
もちろん、アルバイトをしている会社でスキルアップを目指しても構わないので、とにかく現場に飛び込んでみることをオススメします。